「関西FM FaMReF」開催

関西家庭医療学センターにて定期的に開催している勉強会、FaMReF(Family Medicine Resident Forum)を3月20日(土)、オンラインで開催しました。
当日は医学生から初期研修医、専攻医、指導医の方まで、外部の方10名にご参加いただき、共に新・家庭医療専門医の研修領域と学習目標を記載している通称「ルーブリック」の16番目にある「医療者⾃⾝のケア」が何故大切なのかについて、5つのグループに分かれて話し合い、ウェルビーイングについての学びを深め、開催後のアンケートでは以下のようなコメントをいただきました。
- 患者さんのwell-beingはよく考えますが、自分のことやチームのことまで考えが及ばないことも多く、いいきっかけになりました。これからは自己管理も意識したいと思います。
- ポリクリで、過酷な労働環境で身を粉にして働いていらっしゃる医療スタッフを拝見し、医療者も人間らしく生き生きと働くことはできないものかと感じる日々でした。そんな中、先生方のリアルなストレスへの対処法をアットホームな雰囲気で伺えてとても参考になりました。家庭医は「私」だけでなく「私たちの」チームとしてのwell-beingを考えることを知り、ますますそんな家庭医になりたいと思いました。
- 初期研修を目前にして、ストレスやその対処法について知ったり考えたりすることができ、一つの準備になったと思います。
- 久しぶりに家庭医療に触れられて、満たされた気分になっています。
- 明日から実践につなげられることも多いこと、ここでしか学べないことが多いので、興味を持ってくれる人には積極的に勧めたいと思います。
- 雰囲気がよかったです。普段、なかなか話題にならないテーマを扱ってくださって、とても新鮮で勉強になりした。
- どんな医療者にとってもタメになる内容だと思いました。
- 一方的なレクチャーではなく、参加者が楽しく参加できるように、でも内輪話にならないように工夫されていて初めてでも参加しやすかった。
- 学生さん、研修医、指導医問わず共に学べる形が良いと思いました。
- ワークショップが練られていて、中だるみすることなく集中して取り組めました。とても短く感じました。